大晦日31日の19時、酒の肴をたくさんテーブルに並べて
ビールをパカラッと開けて、テレビの前に座り飲みはじめる。
レコード大賞、紅白、ガキの使いと、いろんな番組に切り替えながら
おしゃべりして、テレビ観て、飲む・・・。これを年明けまで延々と繰り返す。
これが、いつもの私の年越しパターンでした。
ところが2019年に父が倒れて施設に入り、年末に母が急逝し、
自分の実家で過ごす「いつもの年末年始」がなくなってしまってから、
年末年始は自宅で夫婦だけで過ごすようになりました。
旦那さんも私も普段は「テレビをまったくつけない」のだけど、
さすがに昨年の年末年始は少し観ていたんです。
でも、今年(2020年末)はあえて「テレビをまったく観ない年末年始」にしてみようと
大晦日の一番盛り上がる時間帯に、テレビを観ずに、ネットも極力やらないようにしてみました。
BGMにジャズを流して、静かにお酒を飲みながら、
しみじみと2020年を振り返り、一人アウトプットをする・・・。
これがなかなか良かったのです。
普段と違う特別感がある12月31日の夜に、自分の内側と向き合う。
そして一年を振り返って反省ではなく、「今年一年の宝探し」と「情報のデトックス」を行いました。
勉強できた、楽しんだ、良い体験ができた、学ぶことができた、気づきがあった、目標ができた、新しい趣味が見つかった・・・。
2020年はコロナ禍で出来なくなったことも多かったけど、その分、心も時間も余裕ができて、
新しい可能性をたくさん広げることができた充実した1年だったと気づきました。
そしてもはや古くて不要な考えや常識・思い込みはデトックスして手放しました。
1年間を振り返りたくさんの宝に気づくことができたのも、情報を遮断して自分とゆっくり向き合うことができたから。
どうしてもテレビやネットニュースなどを観ていると、「コロナで世の中大変だ」という刷り込みがかなり入ってくるので、
「私も大変だ」という自己暗示を無意識にしてしまう。
すると本当に大変な状況になってしまうし、ネガティブな側面ばかり意識してしまう。
だから、普段からポジティブ、ネガティブ関係なく、外からの情報(特にマスメディア)に極力触れないようにすれば、
外界に影響されにくくなって心穏やかに過ごせるようになるのです。それが本当に心地良い。
それもあって私はテレビを観なくなったのです。
小さいころから当たり前のように観ていた朝、昼、夜のニュースを観る習慣をなくし、
印象操作のコメントが多い情報番組も一切観るのをやめました。
最低限必要の知るべき情報はネットをやっていれば自然に入ってきますからね。
それに本当にどうすればいいかは、「自分の直感が教えてくれるから大丈夫」と私は信じています。
2021年から始まる「風の時代」は、「情報」が大切ともいわれていますが、
どんな情報を選ぶか、その情報次第でまったく人生が変わっていきます。
『自分の中に入れる情報を極力少なくして、何の情報を得るべきなのか
自分の内側で感じて、それをきちんとキャッチできるようにする!』
というのを私の年初の誓いの一つにしました。
もし不安や心配が頭から離れないのであれば、一度「情報デトックス」をしてみることをおすすめします。
意外とそれだけで日常の平穏を取り戻せると思いますよ。